最低賃金 今年は全国平均26円の引き上げへ
働き方改革実行計画の中でも積極的な引き上げの方針が示され、注目を集めていた最低賃金ですが、昨日、「平成30年度地域別最低賃金額改定の目安」が公表されました。
結論としては引上げ額の全国加重平均は昨年よりも1円高い26円となり、3年連続で大幅な引き上げとなっています。都道府県別の目安は以下のとおり。
Aランク 27円
東京、神奈川、大阪、埼玉、愛知、千葉
Bランク 26円
京都、兵庫、静岡、三重、広島、滋賀、栃木、茨城、富山、長野、山梨
Cランク 25円
北海道、岐阜、福岡、奈良、群馬、石川、岡山、福井、新潟、和歌山、山口、宮城、香川、徳島
Dランク 23円
福島、島根、山形、愛媛、青森、岩手、秋田、鳥取、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島、宮崎、
沖縄
今後、各都道府県の労働局での審議・決定が行われ、10月より適用となりますが、このまま決定されると、東京の最低賃金は985円、神奈川は983円となります。